モーリスの(ミニ)クーパーは、主に1961年から1967年のmk-1(997cc)の時代と1968年から1969年のmk-2(1000cc)の時代の2つに分けられます。クーパーはジョン・Cooperによりチューニングされたモデルで、フロント・ディスク・ブレーキ、ハイカム、ツインキャブ・エンジンなどを与えられ55馬力という高出力を発生し人気を博しました。
なおこのクーパーもミニ同様「BMC」のバッジエンジニアリング(エンブレム等僅かな違い)により、モーリスとオースチンに分かれるのはご承知の通りです。
1963年4月にはこのクーパーを更にチューニングしたクーパーSが発売され、1964年には1275ccまでキャパシティ・アップされ、76ps/6000rpmを発生するまでになりました。
また、mk-2時代にもクーパーSは存在し、同じ1275ccエンジンでモーリス・クーパーS(68'-69')として発売されました。
その後、68年に「BMC」は「レイランドグループ」と合併しBLMC(British Leyland Moter Co)となり「モーリス」と「オースチン」の区別がなくなり、「ミニ」と統一されることになりました。
ヒット作マイナーなどを排出し、創業を1910年に遡る歴史あるブランド、モーリスの名は現在MGローバーに所属しますが、MGローバーは破産管財人の管理下にありBMWが今後その名を復活させる可能性は少ないと思われます。
ミニクーパー及びSは、その後71年7月に生産中止。90年に19年ぶりに復活すると、現在でもスポーティーグレードの象徴としてBMW MINIのカタログを賑わせています。
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